ヒトヒラの記憶

人はどんな時も、大人で子ども。

変な癖

 

 他人の視線や目線が、どこを見ているのかを常に気にして生活している。

 人よりも表情の変化に敏感な私は、その人の表情や仕草でどんな人なのか、というのがあらかた、なんとなく、解ってしまう。

 人がどんなに隠して笑ってても、どんなに隠して叱っているふりをしていても、どんなに隠して喜んでいても、その裏に隠れているものを読みとって、その上で言葉を選択しながら会話をしてしまう。

 自分の体調が悪くて相手の表情を読めなくなると、ただそれだけでひどく落ち込んで、更に会話の中では失言を大量にしてしまった気になってしまう。

 

 百発百中ではないと思うけど、八割はあたっている印象。

 なのでお客様に対しても、プライベートで接客を受ける側になっても、その人の表情を読んで建前に隠れた何かを探してしまう。

 

 なので、私は外出するときほとんど旦那に付き添ってもらう。

 旦那がいるとそのバカみたいな観察力に蓋をすることができるし、馬鹿話をして笑いながら外出を楽しむことができるので。

 

 という、どうでもいい自分語り。

 たまにこういうこと吐き出したくなる。